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花ごよみ

花ごよみ

リバティ


~心の強さ~

力の強い者は 目に見えてわかるけれど
心根の強い者は 表立っては見えない

心根の強さにも 色々ある

己を貫き通すのも強さ
己を制御するのも強さ

闘い抜く強さ
守り抜く強さ

でも 心根の強い者ほど 
傷付き 倒れ易い

己の弱さを 知るのが恐くて
他に寄り掛かる事ができないから

青花らいん

~正しき流れ~

耳を聾さんばかりに鳴いていた蝉が 
いつの間にやら姿を消した

代わりに 夜になると
家の裏手で 蟋蟀が 涼やかな音色を奏でだす

猛暑 残暑も厭わずに
本来の 正しき流れに沿って
生き物としての 正しき周期で
彼等は生きている
 
私も 彼等の様に 
自然の周期に逆らわず
伸び伸びと 生きていきたい

青花らいん

~後悔~

ある時 気が付いた
『しなかった事』に対する後悔は
『してしまった事』に対するそれよりも
遥かに痛い

『行動する』にせよ
『我慢する』にせよ
自分で選んでした事ならば
結果はどうあれ 
『自分で選んだ結果』として納得するだろう

それが 
『何となく迷っているうちに時期を逃した』
などの
『自分でしなかった』事に対しては
いつまでも いつになっても
その時の 弱かった自分を責める事になる

いずれにせよ後悔するのなら
誰も責めなくていい方を選びたい
自分の人生だもの
行き先はわからなくても
どちらに進むかくらいは
自分で決めていきたいと思う

青花らいん

~夢を見た~

真っ白な雲の上の世界
円形の 天井のない神殿
小さな子供達が遊んでいる

「あれは これから生まれる子達です」
誰かが 私に そう説明する

しばらく見ていると
順番が来たらしい子供が
ひとり またひとり
神殿を出て行く

門扉のない出口には
白い衣を纏った番人がひとり
色とりどりの 飴を並べて
穏やかな笑みを浮かべて座っている

そこを通る子供達は
皆 思い思いに飴を持って行く

小さな飴を 両手にいっぱい掴んで行く子
大きな棒付きの飴をひとつ 持って行く子
小さいのを口に入れているのに
更に 大きいのも持って行く子・・・・・

また 誰かが説明をする
「あれは…あの飴は、
彼等が 生まれてから死ぬまでに犯す罪なのです」

…目が醒めた後も その光景は脳裏に焼き付いていた

私は一体 どれだけの飴を持って あの門を出たのだろう
後どれだけ この手の中に飴が残っているのだろう・・・・・

青花らいん

~プライド~

誰かが
自分を好きでいてくれてる事

誰かが
自分を気にかけてくれてる事

その事に 気がつくだけで

強くなれる
優しくなれる

その人の想いに 恥じない様に

自分のプライドにかけて
真直ぐに 生きて行ける

青花らいん

~想いの行方~

恋が破れた時
何故 人は『忘れよう』とするのだろう
忘れる事ができる位なら
そんなに好きにはならないだろうに

ダメなら諦めなきゃいけないなんて
そんなルール どこにもない
もし あったとしても
従う必要なんて どこにもない

慌てないで
自分の気持ちに素直になって
その人の事が どんなに好きか
じっくり考えてみるといい

こんなにも 誰かの事を好きになれるものかと
自分で感心してあげるといい
人を好きになることで
こんなにも 優しくなれるものかと
驚き 痛感するといい

その人の総てが愛おしくなり
その人の周りを取り巻くもの総てが愛おしくなり
この世の中の ありとあらゆるものが愛おしくなり

そして 自分が 堪らなく愛おしくなるだろう

自分の想いを大切にできる人は
人の想いもまた 大切にできる人になる

忘れたくない恋をしよう

青花らいん

~今日の日記~

もしも私が泣いていたら
何もいわずに抱きしめて欲しい

子供みたいに 疲れる迄
ただひたすら泣かせて欲しい

ひとしきり泣いてしまう迄
何もいわずに居て欲しい

そして ひとこと
『大丈夫だよ』
って 言って欲しい

青花らいん

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